#033 【60代70代向け】間違い探しで脳活！東芝の原点を知る偉人クイズ

「驚きと便利さを追求した発明の天才」田中久重（たなか ひさしげ） 今回は「驚きと便利さを追求した発明の天才」田中久重をテーマにした、連想型の【間違い探しクイズ】。

1問ごとにヒントをたどりながら、偉人の人生や時代背景、発明の面白さ、日本の技術の源流に自然とふれることができる学習型構成です。 間違いを探すことで脳を刺激しつつ、連想ゲーム形式で知識も身につく、60代・70代の方にぴったりの脳トレ教材です。

【60代70代向け】間違い探しで脳活！東芝の原点を知る偉人クイズ

【第１問】白壁の町でまんじゅうを食べる少年

【第２問】港町の黒船を見て驚く町人

【第３問】工房でからくり人形を作る職人

【第４問】工場前で電信機を指さす発明家

【第５問】テレビ売り場でREGZAを選ぶお客さん

📘【人物紹介｜田中久重（たなか ひさしげ）】

「驚きと便利さを、すべての人へ。」

田中久重（1799年〜1881年）は、江戸時代後期に生まれた日本屈指の発明家です。
福岡県久留米市に生まれた久重は、幼いころから“見て、作って、工夫する”ことが何よりの喜びでした。

まだ電気もモーターもない時代。
彼は竹や木、水や重りを使って、人の手を借りずに動くからくり人形を作り上げます。
お客にお茶を差し出す人形、紙を運ぶ人形、時を知らせる時計仕掛け――
その精巧さに、人々は「からくり儀右衛門」と呼び、驚きと笑顔を隠せませんでした。

やがて時代は大きく動きます。
海外の技術が流れ込み、日本も“文明開化”へと向かう中、久重はなんと日本初の商用電信機を完成させます。
電線で言葉を伝えるという“魔法のような発明”に、誰もが目を見張りました。

そして70歳を越えてもなお、彼の歩みは止まりません。
東京・芝浦に自らの工場をつくり、次世代の技術者を育てます。
その工場は後に「東京芝浦電気」――そう、今の東芝へとつながっていくのです。

久重は「知恵」と「工夫」で、
“まだこの世にないもの”を次々と形にしていった人でした。
豪華な機械や資金がなくても、ひとりの情熱が未来を動かすことを証明してくれたのです。

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