日本に古くから伝わることわざには、暮らしの知恵がたくさん詰まっています。今回は「え」から始まることわざをテーマにした間違い探しを全10問ご用意しました。
「海老(えび)で鯛(たい)を釣る」「絵に描いた餅(もち)」など、聞いたことのあることわざばかりです。イラストを見比べながら、ことわざの意味も一緒に学べる脳トレプリントです。
- 全10問・各3か所の間違いを探します
- 「え」から始まることわざがテーマです
- 答えあわせ付きですぐ使えます
- 登録不要・完全無料でダウンロードできます
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※ ZIPを解凍するとPNG画像が入っています。A4印刷に対応しています。
「え」から始まることわざ 間違い探し|無料プリント全10問に挑戦!
第1問🏠 縁は異なもの味なもの
立派なお屋敷の前に、和装の男女が仲良く並んでいます。人の縁(えん)は不思議なものだと感じさせる一枚です。着物や建物のこまかい部分に注目して、3つの違いを探してみましょう。
💡 第1問の答えを見る
- 屋根の上の飾り(破風)の形が違う
- 女性の顔(口元)の表情が違う
- 女性の着物の袖の長さが違う
「縁は異なもの味なもの」は、人と人との出会いや結びつきは不思議で面白いものだという意味のことわざです。とくに男女の縁について使われることが多く、思いがけない相手と結ばれることもあるという教えです。「異なもの」は「不思議なもの」、「味なもの」は「おもしろいもの」を表しています。
第2問🍡 絵に描いた餅
和室で男性が掛け軸(かけじく)を見つめています。掛け軸にはおいしそうなお餅が描かれていますが、食べることはできません。座敷まわりの小物をよく見くらべて、3つの違いを見つけましょう。
💡 第2問の答えを見る
- 掛け軸の餅の大きさが違う
- テーブルの手前にお皿が増えている
- テーブルの脚の太さが違う
「絵に描いた餅(もち)」は、どんなに立派に見えても実際には役に立たないものを意味することわざです。見た目はおいしそうでも、絵の餅は食べられません。計画や理想ばかりで実現しないときに「それは絵に描いた餅だ」と使います。中国の古い書物『三国志』にも似た表現があり、古くから東アジアで使われてきた教えです。
第3問😏 えせ者の空笑い
学校の掃除の時間、サボっている生徒たちの様子が描かれています。うわべだけの笑顔で取りつくろう姿がテーマです。ほうきや持ち物の違いに注目して、3つの間違いを探してみてください。
💡 第3問の答えを見る
- 窓の格子(こうし)の模様が違う
- 地面に置かれたお弁当箱の色が違う
- 居眠りしている生徒のカバンの形が違う
「えせ者の空笑(そらわら)い」は、中身のない人ほどうわべだけの愛想笑いをするという意味のことわざです。「えせ者」とは、本物でないにせ者や実力のない人を指します。心からの笑顔ではなく、場を取りつくろうための笑いは見抜かれるものだという戒(いまし)めが込められています。誠実さの大切さを教えてくれる言葉です。
第4問⛵ 得手に帆を揚げ
夕焼けの野原に旅人が立ち、枯れ木には小鳥がとまっています。得意なことに追い風が吹く場面を表したイラストです。木の枝や旅人の荷物など、こまかい部分を見くらべてみましょう。
💡 第4問の答えを見る
- 枯れ木の枝先の形が違う
- 旅人の荷物(背負い袋)の色が違う
- 夕日(太陽)の位置が違う
「得手(えて)に帆(ほ)を揚げ」は、自分の得意なことにちょうど良い追い風が吹いたときに、勢いよく進むことを意味します。チャンスが来たら迷わず行動しようという前向きな教えです。船の帆に風を受けてぐんぐん進む様子がもとになっています。好きなことや得意なことに巡りあったら全力で取り組もうという応援の気持ちが込められたことわざです。
第5問🏢 遠慮なければ近憂あり
オフィスで二人の男性が書類を前に言い争っている場面です。遠慮がないと、やがて身近なところに心配事が起きるという教えを表しています。机の上の書類や棚の小物に注目してみてください。
💡 第5問の答えを見る
- 棚の上の植木鉢の形が違う
- 机の上の書類の形が違う
- 年配の男性の服の袖口が違う
「遠慮(えんりょ)なければ近憂(きんゆう)あり」は、先のことまで考えて行動しないと、すぐに困りごとが起きるという意味です。ここでの「遠慮」は現代の「えんりょ」ではなく、「遠くまで見通す考え」を指します。中国の思想家・孔子(こうし)の言葉『論語』が出典で、計画性の大切さを教えてくれる名言です。
第6問🦐 海老で鯛を釣る
港の桟橋(さんばし)で少年が大きな鯛(たい)を釣り上げています。小さなエサで大きな収穫を得た喜びの場面です。釣り竿(ざお)の先や少年の服装にちょっとした違いが隠れています。
💡 第6問の答えを見る
- 釣り竿の先のエビ(エサ)の向きが違う
- 少年の靴の色が違う
- 少年のズボンの丈(たけ)が違う
「海老(えび)で鯛(たい)を釣る」は、わずかな元手や労力で大きな利益を得ることを表すことわざです。エビは小さなエサですが、それで高級魚の鯛が釣れれば大もうけです。略して「えびたい」とも言います。お祝いごとの席でも縁起のよい言葉として使われ、商売繁盛を願う場面でもよく耳にすることわざです。
第7問😊 笑顔千両
オープンカフェでにこやかに語り合う仲良しのご夫婦です。まわりにはハートが飛び、幸せそうな雰囲気が伝わってきます。お店のひさしや小物のこまかい違いに注目して探してみましょう。
💡 第7問の答えを見る
- お店のひさしの模様(しま)が違う
- 女性の髪飾り(カチューシャ)の色が違う
- ハートの大きさが違う
「笑顔千両(えがおせんりょう)」は、にこやかな笑顔には千両(大金)にも値する価値があるという意味のことわざです。笑顔は人の心を和ませ、場の雰囲気を明るくする力を持っています。似た表現に「笑う門(かど)には福来(きた)る」があり、いつも笑顔でいる人のもとには幸運が訪れると言われています。日々の暮らしで大切にしたい教えです。
第8問👴 老いては子に従え
介護スタッフに支えられながら歩くお年寄りの場面です。年を重ねたら子の世代にまかせるのも大切だという教えがテーマです。杖(つえ)や服装のこまかいところを見くらべてみましょう。
💡 第8問の答えを見る
- 背景の木の形が違う
- おじいさんの杖の形が違う
- おばあさんの上着の色が違う
「老(お)いては子に従(したが)え」は、年を取ったら子どもの世代の意見を尊重し、素直にまかせるのがよいという教えです。もとは中国の古い教え「女性の三従(さんじゅう)」の一つですが、現代では男女を問わず「年長者も柔軟な心を持とう」という意味で使われます。世代をこえて助け合うことの大切さを伝えることわざです。
第9問💪 縁の下の力持ち
家の縁の下で必死に柱を支える大工さんと、その上で楽しく過ごす家族の対比が描かれています。目立たないところで努力する人への感謝がテーマです。上下の絵のこまかい違いを探しましょう。
💡 第9問の答えを見る
- 男の子の持っているおもちゃの色が違う
- 柱の木目の模様が違う
- 大工さんの腕のはちまきの色が違う
「縁(えん)の下の力持ち」は、人の目につかないところで努力し、みんなを支えている人のことを意味します。日本の伝統的な家屋は床下に「縁の下」という空間があり、そこで建物をしっかり支える構造になっています。表舞台に立たなくても大切な役割を果たす人への感謝を込めた言葉で、縁の下で柱を支える様子がもとになっています。
第10問🍶 宴もたけなわ
居酒屋で盛り上がる宴会(えんかい)のひとコマです。料理やお酒を囲んで笑い合う人々の楽しそうな様子が伝わってきます。提灯(ちょうちん)や食器など、こまかい違いを見つけてみましょう。
💡 第10問の答えを見る
- 壁にかかった紋章(もんしょう)の模様が違う
- 手前の男性の口元の表情が違う
- テーブルの上の瓶(びん)の形が違う
「宴(えん)もたけなわ」は、宴会が一番盛り上がっているところという意味です。「たけなわ」は漢字で「酣」と書き、最も盛んなときを表します。宴会の締めの挨拶(あいさつ)で「宴もたけなわではございますが…」と使われることが多く、楽しい時間にきちんと区切りをつけるための大人のマナーとして親しまれている表現です。
まとめ・スコアチェック|高齢者の脳トレにおすすめ
「え」から始まることわざの間違い探し、いかがでしたか?「海老で鯛を釣る」「絵に描いた餅」など、暮らしに根づいたことわざばかりでしたね。
間違い探しは、2つの絵をすみずみまで見くらべることで「観察力」「集中力」「記憶力」をバランスよく鍛えられる脳トレです。毎日少しずつ取り組むことで、脳の活性化が期待できます。
| 🏆 30箇所全部 | 完璧!観察力・集中力ともに超一流です |
|---|---|
| ✨ 25〜29箇所 | 素晴らしい!あと少し、もう一度見直してみよう |
| 🧠 15〜24箇所 | いい調子!毎日の脳トレで観察力アップ |
| 😊 〜14箇所 | 答えをじっくり確認してから再チャレンジ |
間違い探しは、脳の「前頭葉(ぜんとうよう)」や「頭頂葉(とうちょうよう)」を刺激する効果があるとされています。2つの絵を見くらべる作業は、注意力を高め、細部に気づく力を育てます。
毎日10分ほどの脳トレ習慣が、認知機能の維持に役立つと言われています。ぜひ他のテーマの間違い探しにも挑戦してみてください!
※ ZIPを解凍するとPNG画像が入っています。A4印刷に対応しています。
