じっくり紙で楽しみたい方は、この下の問題画像とPDFをどうぞ。
大皿のなすの田楽にはじまり、金魚鉢、花を生ける手もと、縁側で干す唐辛子、銀行のATM、玄関の靴そろえ、河原の焼きいも、台所の親子丼、夏祭りの支度、そして夕暮れのベランダまで。夏から秋へと移っていく季節の暮らしの場面を集めた間違い探しを全10問ご用意しました。
よく似た二枚の絵には、それぞれ三つずつ違いが隠れています。色の違いだけでなく、道具の並び順や取っ手の大きさ、看板の文字、ひもの長さにも目を向けてみてください。急がず、ひとつずつ確かめていきましょう。
- 夏から秋へのくらしをテーマにした間違い探し 全10問
- 各問 3か所 のちがいを探す脳トレプリント
- 答えあわせ付きですぐ使えます
- 登録不要・無料でダウンロードできます
※ A4サイズ対応のPDF(全20ページ)です。印刷してお使いください。
第1問🍆 なすの田楽
大皿に盛られたなすの田楽。皿の右下に置かれた枝、皿のふちに添えられた葉、田楽の上の薬味に目を向けてください。
💡 第1問の答えを見る
- 皿の右下に置かれた枝に、赤い実が加わっている
- 皿のふちに、緑の大きな葉が一枚添えられている
- 手前のなすの田楽に、小口切りのねぎが増えている
なすの皮の紫色は、ナスニンと呼ばれる色素によるものです。ブルーベリーなどと同じアントシアニンの仲間で、水に溶けやすく、加熱や酸に触れると色が移りやすい性質があります。ぬか漬けに鉄くぎやミョウバンを入れると紫が鮮やかに保たれるのは、この色素が金属と結びついて安定するためです。皮をむかずに調理したほうが、色をきれいに残せます。
第2問🐠 金魚鉢
ガラスの鉢で泳ぐ金魚たち。鉢の中の水草の本数、上のほうを泳ぐ金魚の尾びれ、そばに置かれたエサの箱を見比べてください。
💡 第2問の答えを見る
- 鉢の中の水草が一本増えている
- 上のほうを泳ぐ金魚の尾びれの形が変わっている
- エサの箱に描かれた魚が、灰色から赤い金魚に変わっている
金魚はフナの仲間から生まれた観賞魚で、中国で色や形を選び分けながら作り出されてきました。日本へは室町時代に伝わったとされ、江戸時代に広く親しまれるようになります。今も奈良県の大和郡山、愛知県の弥富、東京都の江戸川区が産地として知られています。ひと口に金魚といっても、和金・琉金・出目金・らんちゅうなど、その姿はさまざまです。
第3問💐 花を生ける
紫の花を壺に生けているところです。手もとのつぼみ、机に置かれたはさみ、壁に掛かった額に目を向けてください。
💡 第3問の答えを見る
- 手もとに、紫のつぼみが一つ加わっている
- 机に置かれたはさみの持ち手が、赤から黒に変わっている
- 壁に掛かった額の位置が、上に上がっている
切り花の茎を水につけたまま切るのが「水切り」です。切り口から空気が入るのを防げるので、水を吸い上げる力が保たれます。切り口は斜めに切ると水に触れる面が広くなります。花びんの水は毎日取りかえ、水に沈む葉はあらかじめ取り除いておくと、水がにごりにくくなります。
第4問🌶️ 唐辛子を干す
縁側で、ざるに広げた唐辛子を干しています。奥の戸のつくり、ざるの上の唐辛子の数、塀の向こうの庭を見比べてください。
💡 第4問の答えを見る
- 奥の戸の板の部分が広がり、ガラスの部分が小さくなっている
- ざるに広げた唐辛子が増えている
- 塀の向こうに、緑の植え込みが増えている
七味唐辛子は、江戸時代に江戸・両国の薬研堀で売り出されたのが始まりとされます。唐辛子に山椒、ごま、麻の実、けしの実、青のり、陳皮などを合わせたもので、店や土地によって配合が違います。辛味のもとはカプサイシンという成分で、水には溶けにくいため、辛さを感じたときは牛乳など乳製品のほうがやわらぎます。
第5問🏧 銀行のATM
通帳を手にした男性が、銀行のATMの前に立っています。セーターの襟もと、カードと明細票の取り出し口、上の赤い看板の文字を確かめてください。
💡 第5問の答えを見る
- セーターの襟もとに、V字の編み模様が加わっている
- カード・明細票の取り出し口の形が変わり、受け皿がついている
- 上の赤い看板の文字が「ATN」から「ATM」に変わっている
ATMは英語のAutomated Teller Machineの頭文字で、「自動の窓口係」という意味です。世界で最初の機械は一九六七年、ロンドン北部にあるバークレイズ銀行の支店に置かれました。日本の銀行に現金自動支払機が登場したのは一九六九年十二月、住友銀行が東京・新宿と大阪・梅田の支店に設置したものが最初とされています。
第6問👟 玄関で靴をそろえる
玄関で靴の向きをそろえているところです。引き戸の取っ手、たたきに置かれた赤い靴、傘立ての傘の柄を見比べてください。
💡 第6問の答えを見る
- 引き戸の取っ手の大きさと位置が変わっている
- 赤い靴の底のふちに、白い部分が加わっている
- 傘立ての傘の柄が、まっすぐな棒から曲がった握りに変わっている
禅寺の玄関によく掲げられている言葉に「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」があります。文字どおりには足もとをよく見なさいという意味で、脱いだ履物をそろえることをうながす言葉として使われます。同時に、他人をとやかく言う前にまず自分自身を省みよ、という戒めでもあります。
第7問🍠 河原の焼きいも
河原で焼きいもを味わう男性。白い手袋の袖口、焼き台に並んだいも、着物の裾に目を向けてください。
💡 第7問の答えを見る
- 白い手袋の袖口の形が変わり、手首の見える部分が広くなっている
- 焼き台のいもの間に、小石が加わっている
- 着物の裾の模様が変わっている
享保二十年(一七三五年)、青木昆陽は八代将軍徳川吉宗の命を受けて、江戸でさつまいもの試作にあたりました。『蕃薯考』を著して、やせた土地でも育ち飢饉のときの備えになることを説き、栽培は各地へ広がっていきます。人々はその功をたたえて、昆陽を「甘藷先生」と呼びました。
第8問🍳 台所の親子丼
親子丼を作っている台所の場面です。流しの蛇口、つるした調理器具の並び、冷蔵庫に貼られた献立のメモを見比べてください。
💡 第8問の答えを見る
- 流しの蛇口の首の長さが変わっている
- つるした調理器具のうち、おたまとフライ返しの位置が入れかわっている
- 冷蔵庫に貼られたメモの点が、一つから三つに増えている
親子丼は明治二十四年(一八九一年)、東京・人形町の鶏料理店「玉ひで」で生まれたとされます。すき焼きの残った割り下に卵を落として食べる客の姿から思いついた、と伝えられています。ただし当時は丼ものを店で出すものではないとされ、長らく出前だけの品でした。店内で出すようになったのは昭和五十六年(一九八一年)のことです。
第9問🏮 夏祭りの準備
屋台に紅白幕を張り、夏祭りの支度が進んでいます。奥の台の脚、箱に入った幕の縞、幕を吊るすひもに注目してください。
💡 第9問の答えを見る
- 奥の台の脚に、横木が渡されている
- 箱に入った紅白幕の縞の数が変わっている
- 紅白幕を吊るしているひもが長くなっている
屋台でおなじみのかき氷には、ずいぶん古い記録があります。清少納言の『枕草子』の「あてなるもの(上品なもの)」の段に、削った氷に甘葛(あまづら)という甘みをかけ、新しい金属の椀に盛ったものが挙げられています。氷が貴重だった時代、夏の氷は限られた人だけが口にできるごちそうでした。
第10問🌇 夕暮れのベランダ
夕焼けに染まる空を、ベランダから眺めるふたり。男性が持つカップ、壁に付いたランプ、空に浮かぶ雲を見比べてください。
💡 第10問の答えを見る
- 男性が持つ青いカップの大きさが変わっている
- 壁に付いたランプの位置が変わっている
- 空に浮かぶ雲の形が変わっている
太陽の光にはさまざまな色が混ざっています。青い光ほど空気の粒にぶつかって散らばりやすく、昼間の空が青いのはそのためです。夕方は太陽が低くなり、光の通る空気の層が長くなります。その間に青い光は散ってしまい、散りにくい赤や橙の光だけが目に届くので、空が赤く見えるのです。
全10問、おつかれさまでした。見つけた数はいくつだったでしょうか。今回は「同じものが少し増えている」「置かれた位置が入れかわっている」という種類の違いを多めに入れました。二枚をせわしなく往復するより、絵を上下左右の四つに区切り、区画ごとに端から順に照らし合わせると取りこぼしが減ります。下のボタンから印刷用のPDFもお使いいただけます。ご家庭でのひと息にも、デイサービスのレクリエーションにも、どうぞご活用ください。
間違い探しは集中力と観察力を鍛(きた)える脳トレとしてとても効果的です。見つけられなかった問題は、答えを確認してからもう一度チャレンジしてみてください!
- 🏆 30箇所全部 … 完璧!観察力・集中力ともに超一流です
- ✨ 25〜29箇所 … 素晴らしい!あと少し、もう一度見直してみましょう
- 🧠 15〜24箇所 … いい調子!毎日の脳トレで観察力アップ
- 😊 〜14箇所 … 答えをじっくり確認してから再チャレンジしてみましょう
間違い探しは「見くらべる力」「注意力」「記憶力」を同時に使う脳トレです。毎日少しずつ取り組むことで、脳の活性化(かっせいか)が期待できます。デイサービスのレクリエーションや、ご自宅での頭の体操にぜひご活用ください。
他にもたくさんの間違い探しをご用意しています。いろいろなテーマに挑戦して、楽しく脳トレを続けましょう!
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