じっくり紙で楽しみたい方は、この下の問題画像とPDFをどうぞ。
小さな畑の水やりにはじまり、アイロンがけ、お茶をいれる手もと、盆栽の手入れ、洗濯物たたみ、台所の揚げ物、夏の夜の線香花火、居間のテレビ、そして家での散髪まで。毎日の暮らしの中のひとこまを集めた間違い探しを全九問ご用意しました。
よく似た二枚の絵には、それぞれ三つずつ違いが隠れています。はじめのほうはやさしく、後になるほど手ごわくなる並びです。色の違いだけでなく、ものの長さや大きさ、数にも目を向けてみてください。
- 日々の営みをテーマにした間違い探し 全9問
- 各問 3か所 のちがいを探す脳トレプリント
- 答えあわせ付きですぐ使えます
- 登録不要・無料でダウンロードできます
※ A4サイズ対応のPDF(全20ページ)です。印刷してお使いください。
第1問🌱 家庭菜園の水やり
柵に囲まれた小さな畑に、じょうろで水をやっているところです。人の身なりと手もとの道具、そして垣根の向こうにも目を向けてください。
💡 第1問の答えを見る
- 男の子のシャツの赤いえりがなくなっている
- じょうろの先についていた散水口(ハス口)がなくなっている
- 垣根の向こうにあった緑の植え込みがなくなっている
じょうろの先に付いている、小さな穴がたくさんあいた部品を「ハス口(はすくち)」といいます。ハスの花が散ったあとに残る、種の入った花托(かたく)の形に似ているところから、この名が付いたとされています。役目は水の勢いをやわらげることで、土や芽を傷めずにまくことができます。穴を上に向ければ広くやさしく、下に向ければ株元にしっかりと届きます。
第2問👔 アイロンがけ
ワイシャツにアイロンをかけているところです。手もとの道具だけでなく、うしろの棚や窓も見くらべてみてください。
💡 第2問の答えを見る
- 窓の横幅が狭くなっている
- 棚に積んだタオルが四枚から三枚に減り、黄色いタオルがなくなっている
- アイロンのつまみの色が赤から青に変わっている
アイロンという言葉は、英語で鉄を意味する iron からきています。電気が通う前は、金属の器に炭火を入れ、その熱と重みでしわを伸ばしていました。日本では平安時代の辞書に「火熨斗(ひのし)」の名が見え、明治の中ごろには煙突の付いた炭火アイロンが使われるようになったとされています。形そのものは、今のアイロンとさほど変わりません。
第3問🍵 お茶をいれる
急須にお茶の葉を入れているところへ、お孫さんが顔を出しました。手もとの道具のほか、かべに掛かったものにも目を向けてください。
💡 第3問の答えを見る
- 掛け軸の文字が「一期一会」から「一期一合」に変わっている
- 赤い茶筒に白い横線が入っている
- 茶さじの柄が長くなっている
千利休の弟子・山上宗二が書き残した『山上宗二記』に、茶席は一生に一度の会と心得よという意味の一節があります。これを四字の「一期一会」という形にして広めたのは、幕末の大老・井伊直弼が著した『茶湯一会集』だとされています。同じ顔ぶれで同じ茶を飲んでも、その日その時は二度と戻らない。そういう心構えを表した言葉です。
第4問🌲 盆栽の手入れ
松の盆栽に水をやっているところです。木そのものと、机の上に置かれたものを見くらべてください。
💡 第4問の答えを見る
- じょうろの上の口(穴)がなくなっている
- 机の上の丸いものにかかったひもが、斜めの十字から縦の十字に変わっている
- 盆栽の幹が根元のあたりで太くなっている
鉢の中に自然の景色を写すという技は、もともと中国で「盆景」と呼ばれて営まれていたもので、平安から鎌倉のころに日本へ伝わったとされています。日本ではしだいに、景色そのものよりも一本の木の姿の美しさに重きが置かれるようになりました。いまでは BONSAI の名で海外にも通じる言葉になっています。
第5問🧺 洗濯物をたたむ
かごから取り出した洗濯物を、一枚ずつたたんでいるところです。かごの形と、うしろの窓まで見てください。
💡 第5問の答えを見る
- 洗濯かごの取っ手の穴が大きくなっている
- 手に持った白い布の、左にたれ下がっていた部分がなくなっている
- うしろの窓の枠にあった内側の線がなくなっている
日本で初めて売り出された電気洗濯機は、昭和五年に芝浦製作所(現在の東芝)が出した「ソーラーA型」だとされています。値段は三百七十円で、当時の銀行員の初任給が六十円から七十円ほどだったといいますから、たいへんな高値でした。たらいと洗濯板が家庭から姿を消すまでには、そこからさらに二十年以上かかっています。
第6問🍳 台所の揚げ物
鍋でコロッケを揚げているところです。台所の道具と、着ているものを見くらべてください。
💡 第6問の答えを見る
- 左側にある緑色の家具の角が、丸みのある形から斜めに切り落とした形に変わっている
- 木のフライ返しのすき間が、細い切れこみから大きな穴に変わっている
- エプロンの胸元の白い部分が小さくなっている
コロッケという名は、フランス料理のクロケット(croquette)がなまったものです。かむときのカリカリという音を表すフランス語の croquer が元になっているという説が有力です。日本には明治の文明開化のころに伝わり、明治五年に出た『西洋料理指南』には、すでにポテトコロッケの作り方が載っています。
第7問🎆 線香花火
浴衣すがたのご夫婦が、庭先で線香花火を楽しんでいます。手もとと足もと、それからうしろの景色まで見てください。
💡 第7問の答えを見る
- 男性が持つ線香花火が長くなっている
- バケツの水が増えて、水面がふちの近くまで上がっている
- うしろの植え込みが低くなっている
線香花火には、紙のこよりに火薬を包んだ「長手(ながて)」と、わらの先に火薬を付けた「スボ手」の二種類があります。米作りのさかんな西日本ではわらが手に入りやすく、スボ手が親しまれました。紙すきのさかんな関東では、わらの代わりに紙が使われて長手が生まれ、やがて全国へ広まったといわれています。
第8問📺 居間でひと休み
ソファーに腰かけて、テレビを見ようとしているところです。テレビ台のまわりと、窓辺を見くらべてください。
💡 第8問の答えを見る
- テレビの台座(スタンド)の板が長くなっている
- 黄色いクッションが小さくなっている
- カーテンの上のふくらみがなくなり、平らになっている
昭和三十年代、家庭のあこがれとして「三種の神器」と呼ばれたのが、白黒テレビ・電気洗濯機・電気冷蔵庫の三つでした。中でも最も早く各家庭へ広まったのはテレビで、いちばん遅かったのは冷蔵庫だったといわれています。街頭テレビの前に人が集まった時代から、居間に一台ある時代へと移っていきました。
第9問✂️ 家での散髪
お父さんが娘さんの髪を切っているところです。人の髪型と身につけているもの、それから床の上まで見てください。
💡 第9問の答えを見る
- 男性の前髪のギザギザが少なくなり、なだらかになっている
- 散髪用のケープの横幅が狭くなっている
- 床に置かれたくしの位置がずれている
理髪店を床屋と呼ぶのは、江戸時代に髪結いが「床店(とこみせ)」と呼ばれる仮ごしらえの店で仕事をしていたことに由来するとされています。持ち運びのできる台に道具を並べて客を迎えたことから「髪結床(かみゆいどこ)」と呼ばれ、やがて「床屋」の名が定着しました。
畑や台所、居間や庭先と、家のあちこちの場面を九枚の絵に並べてみました。見つけにくかった一問があれば、時間をおいてもう一度ご覧ください。同じ絵でも、二度目には違うところが目に入ってくるものです。
間違い探しは集中力と観察力を鍛(きた)える脳トレとしてとても効果的です。見つけられなかった問題は、答えを確認してからもう一度チャレンジしてみてください!
- 🏆 30箇所全部 … 完璧!観察力・集中力ともに超一流です
- ✨ 25〜29箇所 … 素晴らしい!あと少し、もう一度見直してみましょう
- 🧠 15〜24箇所 … いい調子!毎日の脳トレで観察力アップ
- 😊 〜14箇所 … 答えをじっくり確認してから再チャレンジしてみましょう
間違い探しは「見くらべる力」「注意力」「記憶力」を同時に使う脳トレです。毎日少しずつ取り組むことで、脳の活性化(かっせいか)が期待できます。デイサービスのレクリエーションや、ご自宅での頭の体操にぜひご活用ください。
他にもたくさんの間違い探しをご用意しています。いろいろなテーマに挑戦して、楽しく脳トレを続けましょう!
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