じっくり紙で楽しみたい方は、この下の問題画像とPDFをどうぞ。
縁側のすいか、湯上がりの一杯、七輪から立ちのぼる煙、井戸端の野菜。台所や庭先にあたりまえに並んでいた道具や景色を集めた間違い探しを全9問ご用意しました。夏の場面から秋の落ち葉、布団を敷く夕暮れへと、季節と一日を行き来しながら並べています。
よく似た二枚の絵には、それぞれ三つずつ違いが隠れています。懐かしい道具ほど記憶で見てしまいがちです。手もとだけでなく、奥の建具や壁のあたりまで目を配ってみてください。
- 昭和の暮らしをテーマにした間違い探し 全9問
- 各問 3か所 のちがいを探す脳トレプリント
- 答えあわせ付きですぐ使えます
- 登録不要・無料でダウンロードできます
※ A4サイズ対応のPDF(全20ページ)です。印刷してお使いください。
第1問🍉 縁側のすいか
畳の間ですいかにかぶりつく男の子の場面です。足もとの蚊遣り、肩ひも、奥の建具を見比べてください。
💡 第1問の答えを見る
- 豚の蚊遣りに蚊取り線香が入っている
- ランニングシャツの肩ひもの色が赤から青に変わっている
- 奥に濃い色ののれんが下がっている
渦巻き型の蚊取り線香は、和歌山の上山英一郎が妻の思いつきをもとに改良を重ね、1902年(明治35年)に売り出したものです。それまでの棒状のものは燃え尽きるのが早く、渦巻きにしたことで長い時間もつようになりました。夏の夜の匂いとして覚えている方も多いはずです。
第2問🥤 湯上がりの一杯
行水を終えて冷たい飲みものを口にする男性の場面です。短パンのすそ、コップの中身、奥の壁ぎわを見比べてください。
💡 第2問の答えを見る
- 短パンの白い線が1本増えている
- コップの飲みものが増えている
- 奥に木の棚が現れている
銭湯の脱衣所に瓶入りの牛乳が並ぶようになったのは、冷蔵の設備が広まった昭和の中ごろからだといわれています。腰に手を当てて一気に飲み干す作法は誰が決めたわけでもありませんが、いつのまにか湯上がりの決まりごとのようになりました。
第3問🐟 七輪でさんまを焼く
うちわを片手に、七輪でさんまを焼いている場面です。立ちのぼる煙、うちわの模様、手前の皿を見比べてください。
💡 第3問の答えを見る
- 立ちのぼる煙の形が変わっている
- うちわの赤い模様が1つ増えている
- 手前の皿にすだちがのっている
さんまを「秋刀魚」と書くのは、秋にとれる刀のような形の魚という意味の当て字です。細長く銀色に光る姿を刀に見立てたもので、この表記が広く使われるようになったのは近代に入ってからだといわれています。
第4問🍁 落ち葉かき
熊手で落ち葉を集めている場面です。熊手の柄、地面の落ち葉、右のかごを見比べてください。
💡 第4問の答えを見る
- 熊手の柄が長くなっている
- 地面の落ち葉が1枚増えている
- かごに持ち手がついている
集めた落ち葉を積んでおくと、微生物のはたらきで少しずつ分解され、腐葉土になります。畑や鉢植えの土に混ぜると水はけと水もちがよくなるため、昔から庭仕事の知恵として使われてきました。掃除の手間がそのまま肥料に変わるわけです。
第5問🛏️ 布団を敷く
畳の部屋に布団を敷いている場面です。窓辺の花、壁のポスターの文字、前掛けのあたりを見比べてください。
💡 第5問の答えを見る
- 窓辺の花が1本増えている
- 壁のポスターの文字が「火の用心」から「家中みんなで 火の用心」に変わっている
- 前掛けに横の帯が増えている
拍子木を打ちながら「火の用心」と声をかけて回る夜回りは、火事の多かった町で長く続けられてきた習わしです。今も自治会や消防団が年の暮れに行う地域があり、あの乾いた音を聞くと年の瀬を感じるという方も少なくありません。
第6問🎈 おばあさんと孫
座布団に座ったおばあさんと、そばに寄る男の子の場面です。足もと、肩にかけた手ぬぐい、浮かんでいる風船を見比べてください。
💡 第6問の答えを見る
- 足もとの足袋の形が変わっている
- 肩にかけた白い手ぬぐいが長くなっている
- 青い風船の結び目の形が変わっている
着物には内側の物入れがないため、小銭や薬、手ぬぐいを持ち歩くには巾着が欠かせませんでした。口を紐でしぼるだけの簡単なつくりですが、中身がこぼれにくく、帯にはさんでも手に下げても使えます。今のポーチの役目を、昔はこれ一つで果たしていたわけです。
第7問🍙 おにぎりを握る
おひつのごはんでおにぎりを握っている場面です。手前の湯のみ、右のびん、頭の手ぬぐいを見比べてください。
💡 第7問の答えを見る
- 湯のみのお茶が減っている
- びんの梅干しが1つ増えている
- 頭にかぶった手ぬぐいの垂れている部分が大きくなっている
梅干しを入れたおにぎりが弁当の定番になったのは、酸味のもとであるクエン酸に食べものを傷みにくくするはたらきがあるためだといわれています。ただし効き目が届くのは梅干しのまわりだけで、全体が安心というわけではありません。夏場は早めに食べるに越したことはありません。
第8問🍛 台所のカレー
湯気の立つ鍋をかき混ぜている台所の場面です。奥の窓、鍋の中、腕のあたりを見比べてください。
💡 第8問の答えを見る
- 奥の窓のさんが1本増えている
- 鍋の中の具が1つ減っている
- シャツのそでが短くなっている
日本のカレーは、インドから直接ではなく、イギリスを経て明治のころに伝わったものです。小麦粉でとろみをつけてご飯にかける食べ方は、その道筋のなかでできあがったといわれています。家庭ごとに味が違うのは、伝わってから百年以上、それぞれの台所で育ってきたからでしょう。
第9問🥒 井戸端で野菜を冷やす
井戸のそばのたらいで、すいかや野菜を冷やしている場面です。たらいの中、ポンプの注ぎ口、耳のうしろを見比べてください。
💡 第9問の答えを見る
- たらいのなすが1本増えている
- 井戸ポンプの注ぎ口の形が変わっている
- 耳のうしろの髪が増えている
井戸水の温度は年間を通じてあまり変わらず、その土地の平均気温に近い値になるといわれています。夏に冷たく、冬に温かく感じるのは、水そのものではなく外の気温のほうが大きく動いているからです。冷蔵庫のなかった時代、すいかや野菜を沈めておく場所として重宝されました。
昭和の暮らしをたどる間違い探し、いかがでしたか。見覚えのある道具が並ぶと、つい思い出のほうに気を取られて手が止まるものです。それも悪いことではありませんが、絵を四つに区切って順に見ていくと、取りこぼしはぐんと減ります。懐かしさとよい頭の体操を、両方お持ち帰りいただけたなら幸いです。
間違い探しは集中力と観察力を鍛(きた)える脳トレとしてとても効果的です。見つけられなかった問題は、答えを確認してからもう一度チャレンジしてみてください!
- 🏆 30箇所全部 … 完璧!観察力・集中力ともに超一流です
- ✨ 25〜29箇所 … 素晴らしい!あと少し、もう一度見直してみましょう
- 🧠 15〜24箇所 … いい調子!毎日の脳トレで観察力アップ
- 😊 〜14箇所 … 答えをじっくり確認してから再チャレンジしてみましょう
間違い探しは「見くらべる力」「注意力」「記憶力」を同時に使う脳トレです。毎日少しずつ取り組むことで、脳の活性化(かっせいか)が期待できます。デイサービスのレクリエーションや、ご自宅での頭の体操にぜひご活用ください。
他にもたくさんの間違い探しをご用意しています。いろいろなテーマに挑戦して、楽しく脳トレを続けましょう!
関連記事・間違い探しをもっと楽しむ
※ A4サイズ対応のPDF(全20ページ)です。印刷してお使いください。
