じっくり紙で楽しみたい方は、この下の問題画像とPDFをどうぞ。
台所でレモンスカッシュを作る昼下がり、庭先の布団たたき、扇風機の前に座り込む夕方、そして提灯の下の盆踊りまで。どこか懐かしい夏の一場面を集めた間違い探しを全10問ご用意しました。
よく似た二枚の絵には、それぞれ三つずつ違いが隠れています。人の姿かたちだけでなく、道具や窓の外、背景の模様にも目を向けてみてください。
- 昔なつかしい夏の暮らしをテーマにした間違い探し 全10問
- 各問 3か所 のちがいを探す脳トレプリント
- 答えあわせ付きですぐ使えます
- 登録不要・無料でダウンロードできます
※ A4サイズ対応のPDF(全20ページ)です。印刷してお使いください。
第1問🍋 レモンスカッシュ
台所で炭酸水にレモンを搾っている場面です。グラスの中、前髪のあたり、窓辺の鉢を見比べてください。
💡 第1問の答えを見る
- グラスに浮かんだ輪切りが、緑色のものから黄色いレモンに変わっている
- 女性の前髪が増えている
- 窓辺の植木鉢から葉が伸びている
レモンスカッシュの「スカッシュ」は、英語で「押しつぶす」「搾る」を意味する squash からきた言葉といわれています。果物を搾った汁に炭酸水を加えた飲み物という意味で、日本では明治の終わりごろから喫茶店の定番として親しまれてきました。氷を先に入れてから炭酸水を静かに注ぐと、泡が飛びにくく最後まで爽やかに飲めます。
第2問🍦 アイスキャンデー
二人で一本のアイスキャンデーを分け合う場面です。畳の上、割れ目のあたり、髪のかざりを見比べてください。
💡 第2問の答えを見る
- 畳の上に白い皿が置かれている
- アイスキャンデーの割れ目の形が変わっている
- 左の女の子の髪にとめが付いている
日本で初めてアイスクリームが売り出されたのは、1869(明治2)年の横浜だとされています。当時は「あいすくりん」と呼ばれ、値段は非常に高く、ごく限られた人しか口にできない品でした。棒付きのアイスキャンデーが夏の風物詩として全国に広まったのは、氷菓を作る設備が各地に普及した昭和に入ってからのことです。
第3問🧺 布団たたき
庭先で干した布団をたたいている場面です。布団の右端、空のようす、エプロンの後ろを見比べてください。
💡 第3問の答えを見る
- 布団の右端の垂れ下がり方が変わっている
- 空に雲が一つ増えている
- エプロンの後ろの結び目が見えるようになっている
気持ちよく晴れた日の布団たたきは夏の風物詩ですが、強くたたくのは避けたほうがよいといわれています。衝撃で中綿の繊維が切れて傷みやすくなるうえ、ほこりの粒が細かく砕けてかえって舞い上がりやすくなるためです。表面を軽く払う程度にとどめ、取り込んだあとに掃除機をゆっくりかける方法がすすめられています。
第4問🧵 ミシンの縫い物
足踏みミシンで縫い物をしている場面です。布の長さ、上の糸巻き、後ろ髪を見比べてください。
💡 第4問の答えを見る
- 縫っている白い布が長くなり、ミシンの赤い台が隠れている
- 上に立てた糸巻きが白から赤に変わっている
- 女性の後ろ髪がまとめられて大きくなっている
ミシンは英語の sewing machine(ソーイング・マシン)が縮まった言葉で、後半の machine が「ミシン」と聞き取られ、そのまま定着したといわれています。日本に初めて持ち込まれたのは1854(安政元)年、ペリーが再来航した際に将軍家へ贈られたものとされ、当初は限られた家にしかない貴重な道具でした。
第5問🌀 扇風機の風
扇風機の前に座って涼んでいる場面です。畳の縁、なびく髪、扇風機の後ろを見比べてください。
💡 第5問の答えを見る
- 畳の縁の線が一本増えている
- なびいている髪の束が増えている
- 扇風機の後ろの部分の色が変わっている
日本で最初の国産扇風機は、1894(明治27)年に芝浦製作所(現在の東芝)が作ったものです。当時は電気そのものが珍しく、羽根の中心に白熱電球が組み込まれていて、スイッチを入れると風が起こると同時に明かりもともるという凝った作りでした。一般の家庭にも手が届く価格の扇風機が出回るのは、大正に入ってからのことです。
第6問🚗 帰省の荷造り
車のトランクに荷物を積み込んでいる場面です。足もと、トランクのふた、かばんの上を見比べてください。
💡 第6問の答えを見る
- 女性の靴の形が変わっている
- トランクのふたの取っ手の位置がずれている
- 茶色いスーツケースに持ち手が付いている
お盆の帰省というと八月半ばを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は地域によって時期が異なります。東京の一部や神奈川などでは七月十三日から十六日に行う新暦のお盆が残り、全国の多くの地域では一か月遅れの八月に行います。明治の改暦の際、農作業の忙しい時期を避けるため月遅れで営む地域が多かったことが理由といわれています。
第7問📚 夏休みの読書
本棚から読みたい本を選んでいる場面です。机の下、ランドセルの留め具、棚の中を見比べてください。
💡 第7問の答えを見る
- 机の脚が一本増えている
- ランドセルの留め具が一つ増えている
- 本棚に青い本が一冊増えている
夏休みの宿題でおなじみの読書感想文ですが、その全国規模の大会である「青少年読書感想文全国コンクール」は1955(昭和30)年に始まりました。全国学校図書館協議会と毎日新聞社が主催し、以来毎年続いています。戦後の物資が乏しい時期に、子どもたちに本を読む習慣を根づかせようという願いから始まった催しでした。
第8問🎴 縁側の花札
祖父と孫が畳の上で花札に興じている場面です。手札の枚数、袖の長さ、奥のふすまを見比べてください。
💡 第8問の答えを見る
- 手に持っている札が一枚増えている
- 男の子のシャツの袖の長さが変わっている
- 奥のふすまの仕切りの線の位置がずれている
花札は一組48枚で、松・梅・桜から桐まで、十二か月それぞれの草木が四枚ずつ描かれています。この48という数は、室町から江戸にかけてポルトガルから伝わったかるたが一組48枚だったことの名残といわれています。数字を消して花鳥風月の絵柄に置き換えたことで、日本独自の札として広まっていきました。
第9問🏮 夏祭りのやぐら
提灯に照らされたやぐらの前で盆踊りが始まる場面です。帯のあたり、やぐらの柱、提灯の並びを見比べてください。
💡 第9問の答えを見る
- 青い浴衣の男性の帯の太さが変わっている
- やぐらの柱が一本増えている
- 提灯の一つだけ、紅白の模様の向きが変わっている
盆踊りは、お盆に帰ってくるとされる先祖の霊を迎え、送り出すための行事から広まったといわれています。輪になって同じ振りを繰り返す形は、誰でも途中から加われるように工夫された結果だと考えられており、年齢や土地の違いを越えて一緒に踊れるところが長く親しまれてきた理由でしょう。
第10問🍬 わたあめの屋台
夏祭りのわたあめ屋台の場面です。品書きの文字、鍋の中央、屋台の後ろの幕を見比べてください。
💡 第10問の答えを見る
- 品書きの文字が「わたアメ」から「わたあめ」に変わっている
- わたあめ機の中央に赤い部品が付いている
- 屋台の後ろの紅白の幕の、赤と白の位置が入れかわっている
夏祭りの定番であるわたあめですが、実はアメリカ生まれです。1897年、テネシー州の菓子製造業者ジョン・C・ウォートンと歯科医師ウィリアム・モリソンが電動の綿菓子製造機を作り、1904年のセントルイス万国博覧会に「フェアリーフロス」の名で出展したところ、六万八千箱以上を売り上げる大人気となりました。日本には明治の終わりごろに伝わり、「電気飴」とも呼ばれました。
懐かしい夏の暮らしをめぐる間違い探し、いかがでしたか。見覚えのある場面ほど「こういうもの」と思い込んで眺めてしまい、細かな違いが目に入りにくくなります。絵を四つに区切り、左上から順にたどると取りこぼしが減ります。涼しい部屋で、ゆっくり楽しんでいただければ何よりです。
間違い探しは集中力と観察力を鍛(きた)える脳トレとしてとても効果的です。見つけられなかった問題は、答えを確認してからもう一度チャレンジしてみてください!
- 🏆 30箇所全部 … 完璧!観察力・集中力ともに超一流です
- ✨ 25〜29箇所 … 素晴らしい!あと少し、もう一度見直してみましょう
- 🧠 15〜24箇所 … いい調子!毎日の脳トレで観察力アップ
- 😊 〜14箇所 … 答えをじっくり確認してから再チャレンジしてみましょう
間違い探しは「見くらべる力」「注意力」「記憶力」を同時に使う脳トレです。毎日少しずつ取り組むことで、脳の活性化(かっせいか)が期待できます。デイサービスのレクリエーションや、ご自宅での頭の体操にぜひご活用ください。
他にもたくさんの間違い探しをご用意しています。いろいろなテーマに挑戦して、楽しく脳トレを続けましょう!
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