じっくり紙で楽しみたい方は、この下の問題画像とPDFをどうぞ。
湯のみとお菓子を並べたお茶の時間にはじまり、くまの顔のかき氷、汗をかきながらの風呂そうじ、一杯ずつ淹れるコーヒー、公園での体操、和室でのテレビの時間、百日紅の下の日傘、着物姿の食卓、そして洋服店での買い物まで。夏の一日に出会いそうな場面を集めた間違い探しを全9問ご用意しました。
よく似た二枚の絵には、それぞれ三つずつ違いが隠れています。人の姿かたちだけでなく、道具の長さや向き、窓の外の木や草、敷物の色にも目を向けてみてください。急がず、ひとつずつ確かめていきましょう。
- 夏の日のくらしをテーマにした間違い探し 全9問
- 各問 3か所 のちがいを探す脳トレプリント
- 答えあわせ付きですぐ使えます
- 登録不要・無料でダウンロードできます
※ A4サイズ対応のPDF(全20ページ)です。印刷してお使いください。
第1問🍵 お茶の時間
湯のみのお茶と、皿にのったお菓子が並んでいます。皿にそえた楊枝、手前のお菓子の断面、湯のみの下を見比べてください。
💡 第1問の答えを見る
- 皿にそえた菓子楊枝が長くなっている
- 手前のお菓子の中身が白いクリームから小豆色のあんに変わっている
- 湯のみの下の敷物が赤から薄い黄色に変わっている
煎茶、玉露、番茶、ほうじ茶、そして紅茶やウーロン茶まで、これらはすべて「チャノキ」という一種類の木の葉からつくられます。違いを生むのは、摘んだあとの手のかけ方です。摘んですぐ熱を加えて葉の酵素の働きを止めたものが緑茶、酵素を十分に働かせて色と香りを変えたものが紅茶、その途中で止めたものがウーロン茶にあたります。同じ葉が、仕上げ方ひとつでまったく違う飲みものになるわけです。
第2問🍧 くまのかき氷
くまの顔をかたどったかき氷です。くまの額のあたり、右奥のミルク入れ、手前のスプーンに注目してください。
💡 第2問の答えを見る
- くまの額の毛の形が変わっている
- ミルク入れに取っ手が付いている
- スプーンの向きが左右逆になっている
清少納言の『枕草子』には、上品なものの例として「削り氷にあまづら入れて新しき金まりに入れたる」という一文があります。削った氷に「甘葛(あまづら)」という蔦の樹液を煮詰めた甘味料をかけ、真新しい金属の器に盛ったもの、という意味です。冷凍庫のない時代ですから、冬のあいだに氷を氷室に貯えておき、夏に取り出して口にできたのはごく限られた人だけでした。千年前の夏のごちそうが、今は誰でも味わえます。
第3問🧽 風呂そうじ
浴槽をブラシで磨いているところです。窓の外の景色、浴槽の底、棚に置かれた洗剤を見比べてください。
💡 第3問の答えを見る
- 窓の外の植え込みが大きくなっている
- 浴槽の排水口の位置が変わっている
- 洗剤のボトルのふたが青から赤に変わっている
銭湯の壁に富士山が描かれるようになったのは、1912年(大正元年)、東京・神田にあった「キカイ湯」が最初とされています。改築にあたり、子どもたちに喜んでもらおうと壁に絵を掲げることにしたのがきっかけでした。頼まれた絵師の川越広四郎が静岡の出身だったため、故郷の富士山を描いたと伝えられています。これが評判を呼び、ほかの銭湯もまねをして、やがて銭湯といえば富士山という光景が定着しました。
第4問☕ コーヒーを淹れる
湯を細くそそいでコーヒーを淹れているところです。胸元のエプロン、ガラスのサーバーの中、前髪に目を向けてください。
💡 第4問の答えを見る
- エプロンの胸当てからのぞくシャツの形が変わっている
- ガラスのサーバーの中に立っていた細い棒がなくなっている
- 前髪の毛先の形が変わっている
コーヒーの粉が口に残るのが嫌だったドイツの主婦メリタ・ベンツは、1908年、真鍮の器の底にくぎで穴を開け、そこに息子のノートの紙を敷いてお湯をそそいでみました。粉が濾されて、澄んだコーヒーだけがカップに落ちました。同じ年のうちに特許を取り、半年後には自分の会社を興しています。今の家庭で当たり前に使われている紙のフィルターは、こうして一人の台所からはじまりました。
第5問🤸 公園で体操
ジャージ姿の二人が体を横に倒しています。左奥の木の幹、足元の花、右奥のベンチを見比べてください。
💡 第5問の答えを見る
- 木の幹の分かれ目に細い枝が一本増えている
- 足元の花が一輪増えている
- ベンチの背もたれの板が左に長くのびている
ラジオ体操は、1928年(昭和3年)11月1日、昭和天皇の即位を記念する事業のひとつとして「国民保健体操」の名で放送がはじまりました。もとになったのは、逓信省の簡易保険局の担当者がアメリカの生命保険会社の取り組みを知って提案したものです。健康な人が増えれば保険の事業も安定する、という考えが背景にありました。九十年以上たった今も、夏の朝の公園で同じ音楽が流れています。
第6問📺 テレビの時間
和室でくつろぎながらリモコンを操作しています。右奥のテレビ、左の窓わく、手元のリモコンに注目してください。
💡 第6問の答えを見る
- テレビの背が高くなっている
- 窓わくの縦の枠が二本に増えている
- リモコンの上の赤いボタンが大きくなっている
テレビのリモコンは赤外線という目に見えない光で信号を送っています。この光は人の目には映りませんが、カメラのセンサーには写ります。暗い部屋でスマートフォンのカメラを起動し、リモコンの先端をレンズに向けてボタンを押すと、光っていれば画面に薄紫色の点が見えます。何も見えなければ電池切れの可能性が高い、という見分け方です。ただし機種によっては赤外線を遮る仕組みが入っていて、背面のカメラでは写らないこともあります。その場合は自分を写す側のカメラでお試しください。
第7問🌸 百日紅の下で
日傘をさして、咲きほこる百日紅を見上げています。右端の枝、日傘の先、服の模様を見比べてください。
💡 第7問の答えを見る
- 右端の枝に花のかたまりが一つ増えている
- 日傘の先が短くなっている
- 服の花模様が一つ増えている
サルスベリという和名は、幹の表面がつるつるとなめらかで、木登りの得意な猿でも滑ってしまいそうだ、というところからつけられました。花ではなく幹に目を留めて名づけるのは珍しいことです。一方、漢字で書く「百日紅」は中国での呼び名で、こちらは紅い花が百日ほども咲き続けることに由来します。実際、夏のはじめから秋口まで、次々と花を咲かせて長く目を楽しませてくれる木です。
第8問🍚 和室の食卓
着物姿でお膳に向かっているところです。帯のあたり、縁側の向こうの庭、左の掛け軸を見比べてください。
💡 第8問の答えを見る
- 帯の下のふちの形が変わっている
- 庭の灯籠のそばの植え込みが大きくなっている
- 掛け軸の花の葉が一枚増えている
よく似た三つの花は、垂れ下がった花びらの付け根を見ると区別がつきます。アヤメは黄色と紫の網目の模様、カキツバタは白い筋が一本、ハナショウブは鮮やかな黄色の筋が一本入ります。育つ場所も違い、アヤメは乾いた土地、カキツバタは水の中、ハナショウブはその中間の湿った土地を好みます。咲く時期も五月上旬のアヤメから七月のハナショウブまで、少しずつずれています。
第9問👕 洋服店で
夫婦で服を選んでいる場面です。足元のハンガーラック、棚のかばん、左手前のたたんだ服に注目してください。
💡 第9問の答えを見る
- ハンガーラックの脚が右に長くのびている
- かばんの持ち手の形が変わっている
- たたんだ服が一枚増えている
着物を掛けておく道具を、日本では古くから「衣紋掛け(えもんかけ)」と呼んできました。「衣紋」とは着物の襟元や着付けの具合を指す言葉です。着物の袖をまっすぐ広げて掛けるため、横幅は一メートル前後と長く、竹や木でつくられていました。洋服の普及とともに「ハンガー」という呼び方が広まりましたが、地域によっては今も洋服用のものを衣紋掛けと呼ぶ習慣が残っています。
全9問、おつかれさまでした。見つけた数はいくつだったでしょうか。長さや向きの違いは、色の違いにくらべて気づきにくいものです。二枚をせわしなく往復するより、絵を上下左右の四つに区切り、区画ごとに端から順に照らし合わせると取りこぼしが減ります。下のボタンから印刷用のPDFもお使いいただけます。ご家庭でのひと息にも、デイサービスのレクリエーションにも、どうぞご活用ください。
間違い探しは集中力と観察力を鍛(きた)える脳トレとしてとても効果的です。見つけられなかった問題は、答えを確認してからもう一度チャレンジしてみてください!
- 🏆 30箇所全部 … 完璧!観察力・集中力ともに超一流です
- ✨ 25〜29箇所 … 素晴らしい!あと少し、もう一度見直してみましょう
- 🧠 15〜24箇所 … いい調子!毎日の脳トレで観察力アップ
- 😊 〜14箇所 … 答えをじっくり確認してから再チャレンジしてみましょう
間違い探しは「見くらべる力」「注意力」「記憶力」を同時に使う脳トレです。毎日少しずつ取り組むことで、脳の活性化(かっせいか)が期待できます。デイサービスのレクリエーションや、ご自宅での頭の体操にぜひご活用ください。
他にもたくさんの間違い探しをご用意しています。いろいろなテーマに挑戦して、楽しく脳トレを続けましょう!
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