じっくり紙で楽しみたい方は、この下の問題画像とPDFをどうぞ。
昼どきのお盆の上から、こま回し、たらいの洗濯、郵便屋さんの立ち話、里芋の畑、そしておばあちゃんの家の玄関先まで。日本の暮らしの場面をめぐる間違い探しを全9問ご用意しました。
よく似た二枚の絵には、それぞれ三つずつ違いが隠れています。人の姿かたちだけでなく、手にした道具や建物の枠、背景の草木にも目を向けてみてください。
- にっぽんの暮らしめぐりをテーマにした間違い探し 全9問
- 各問 3か所 のちがいを探す脳トレプリント
- 答えあわせ付きですぐ使えます
- 登録不要・無料でダウンロードできます
※ A4サイズ対応のPDF(全20ページ)です。印刷してお使いください。
第1問🍙 おにぎりの昼ごはん
お盆にのった昼ごはんの場面です。煮物の器の中、お箸の長さ、おにぎりの海苔を見比べてください。
💡 第1問の答えを見る
- 煮物に散らしたネギの輪切りが一つ増えている
- お箸が短くなっている
- おにぎりに巻いた海苔が大きくなっている
「和食;日本人の伝統的な食文化」は、2013年12月にユネスコの無形文化遺産へ登録されました。登録を申請するにあたって日本が特徴として挙げたのが、汁物一品と菜三品を組み合わせる「一汁三菜」という膳立てです。ごはんを中心に汁物と副菜を並べるこの形は、栄養の釣り合いがとりやすい構成として評価されました。
第2問🍉 すいかにかぶりつく
麦わら帽子の女の子がすいかにかぶりついています。空の雲、髪のあたり、すいかの断面を見比べてください。
💡 第2問の答えを見る
- 右上の雲が大きくなっている
- 髪のあいだから耳が見えている
- すいかの断面に種が増えている
甘くて果物のように食べるすいかですが、農林水産省の生産出荷統計では「果実的野菜」に分類されています。同じ区分に入るのはメロンといちごです。畑で一年草として育てるため生産の面では野菜、食べ方や売り場では果物という、中間の位置づけになっています。
第3問🌀 こま回し
畳の部屋で男の子がこまを回しています。窓の枠、こまの回りの線、手前のこまの色を見比べてください。
💡 第3問の答えを見る
- 窓の左側の枠が太くなっている
- こまの回転を表す線が一本増えている
- 手前の小さなこまの色が青から赤に変わっている
こま回しは奈良時代に中国から朝鮮半島を経て伝わり、宮中の年中行事として親しまれたと伝えられています。経由した「高麗(こま)」が名前の由来といわれ、平安時代には貴族の遊び、江戸時代には庶民の遊びとして広まりました。回り続ける姿が縁起のよいものとされ、正月の遊びとして定着しています。
第4問🐠 金魚の水そう
水そうの金魚に餌をやっている場面です。水草の本数、手に持った容器、前髪の先を見比べてください。
💡 第4問の答えを見る
- 水草の葉が一本増えている
- 手に持った餌の容器が下に長くなっている
- 前髪の毛先が一本増えている
金魚の原産地は中国で、突然変異で黄赤色になったフナが始まりとされています。日本へは室町時代の文亀2年(1502年)に和泉国堺(現在の大阪府堺市)へ渡来したと伝えられていますが、飼育や養殖の技術までは伝わらず、このときは定着しませんでした。庶民が広く飼うようになったのは江戸時代のことです。
第5問🧺 たらいの洗濯
たらいと洗濯板で洗い物をしている場面です。洗濯板の表面、手ぬぐいの下、腰かけの脚を見比べてください。
💡 第5問の答えを見る
- 洗濯板に溝の線が入っている
- 手ぬぐいの下から白髪が見えている
- 腰かけの脚が一本増えている
昭和30年代、白黒テレビ・電気洗濯機・電気冷蔵庫の三つは「三種の神器」と呼ばれました。このうち最も早く広まったのが電気洗濯機で、昭和32年の普及率は20.2%、昭和40年には78.1%まで伸びています。たらいと洗濯板の洗濯が家庭から姿を消していったのが、ちょうどこの時期にあたります。
第6問📮 郵便屋さん
玄関先で郵便物を受け取る場面です。奥の塀の上、扉の金具、郵便受けの投入口を見比べてください。
💡 第6問の答えを見る
- 塀の上の生垣が低くなっている
- 扉に丸い金具が一つ増えている
- 郵便受けの投入口が横に長くなっている
日本の官営郵便は1871年(明治4年)、東京・大阪間で始まりました。発議したのは前島密で、「郵便」「郵便切手」という言葉も本人が選んだものです。日本で最初の郵便ポストが誕生したのも同じ年で、脚のついた台に四角い箱をのせた木製のものでした。
第7問🌱 里芋の収穫
畑で里芋を掘り上げている場面です。スコップの先の土、手袋の形、葉の茎を見比べてください。
💡 第7問の答えを見る
- スコップの先の土が盛り上がっている
- 手袋が大きくなっている
- 里芋の茎が一本増えている
旧暦8月15日の十五夜(中秋の名月)は、「芋名月」とも呼ばれます。里芋の収穫を祝う行事でもあり、江戸時代には里芋を供えるのが定番でした。稲作が伝わる前は里芋が主食だったためとされ、月見団子とならんで秋の実りへの感謝を表す供え物になっています。
第8問🏭 工場見学
子どもたちが工場を見学しています。奥の柱、赤い半ズボンの裾、奥の機械の高さを見比べてください。
💡 第8問の答えを見る
- 奥の緑色の柱が太くなっている
- 赤い半ズボンの裾に切れ込みが入っている
- 奥の緑色の機械が高くなっている
工場でよく見かける「安全第一」は、1906年(明治39年)にアメリカの鉄鋼会社USスチールのゲーリー社長が、経営方針を「生産第一・品質第二・安全第三」から「安全第一・品質第二・生産第三」へ改めたことに由来するといわれています。方針を変えたのちは労働災害が減っただけでなく、品質も生産高も伸びたと伝えられています。
第9問🏠 おばあちゃんの家
家族がおばあちゃんの家を訪ねてきた場面です。割烹着の胸元、女の子の裾、屋根の左端を見比べてください。
💡 第9問の答えを見る
- 割烹着の胸元の開きが深くなり、着物の襟が広く見えている
- 女の子のワンピースの裾にフリルが付いている
- 屋根が左へ長く伸びている
夏の帰省は、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を起源とするお盆の行事と結びついています。ご先祖の霊を家に迎えて供養する期間で、全国では8月13日から16日に行う地域が多く、東京や関東の一部では一か月早い7月に行うところもあります。迎え火で迎え、送り火で送り出すのがならわしです。
にっぽんの暮らしをめぐる間違い探し、いかがでしたか。見慣れた場面ほど「こういうもの」と思い込んで眺めてしまい、細かな違いが目に入りにくくなります。絵を四つに区切り、左上から順にたどると取りこぼしが減ります。ご家庭でも、デイサービスのレクリエーションでも、ゆっくり楽しんでいただければ何よりです。
間違い探しは集中力と観察力を鍛(きた)える脳トレとしてとても効果的です。見つけられなかった問題は、答えを確認してからもう一度チャレンジしてみてください!
- 🏆 30箇所全部 … 完璧!観察力・集中力ともに超一流です
- ✨ 25〜29箇所 … 素晴らしい!あと少し、もう一度見直してみましょう
- 🧠 15〜24箇所 … いい調子!毎日の脳トレで観察力アップ
- 😊 〜14箇所 … 答えをじっくり確認してから再チャレンジしてみましょう
間違い探しは「見くらべる力」「注意力」「記憶力」を同時に使う脳トレです。毎日少しずつ取り組むことで、脳の活性化(かっせいか)が期待できます。デイサービスのレクリエーションや、ご自宅での頭の体操にぜひご活用ください。
他にもたくさんの間違い探しをご用意しています。いろいろなテーマに挑戦して、楽しく脳トレを続けましょう!
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